333DISCS PRESS
● tico moon
5月30日『陶器は奏でる』
もみじ市でもおなじみの「手紙舎&ヒバリ」さんで5月に開催された陶芸作家「小谷田潤」さんの個展のタイトルは、『陶器は奏でる』。小谷田さんの素敵な作品が、暮らしや音、そして時を奏でます。その最終日5月30日にtico moonで演奏させていただきました。
ライブ当日、今回のテーマ「奏でる」にちなみ、小谷田さんが陶器で楽器を作ってきてくれました。陶器のカリンバ、水琴窟、そしてなんとお客さま全員分の数の手に持てる打楽器!(写真は陶器の水琴です)その数々の楽器を使ってtico moonの曲を皆で合奏しました。演奏の前に少しだけ練習、そして本番。もちろん小谷田さんも陶器のカリンバで参加です。演奏が始まると、手紙舎&ヒバリのいたるところまで、小谷田さんの陶器から奏でられる音で満たされました。思った以上の音の広がりに、皆びっくりしながらもとても嬉しそうに演奏を楽しんでいました。僕達も陶器の奏でる音との初めてのコラボレーションにワクワクし続けでした。
配られた陶器の打楽器は、ゆかムーン製の袋に入れられて帰りにプレゼントされていきました。今もどこかでだれかが陶器を奏でているのかな。
(tico moon 影山敏彦)
6月19日『秋篠の森ウェディング』
6月と言えばジューンブライド。6月19日、ティコムーンは初めて結婚式での演奏の機会をいただきました。
演奏をさせていただいた結婚式場は、ティコムーンがいつもお世話になっている奈良の「くるみの木」さん。「秋篠の森」という森の中で、一ヵ月に数回、くるみの木さんのスタッフが愛情いっぱいでサポートする、人前結婚式が取り行われているんです。
この日は、早朝まで降り注いだ雨も、式の準備の始まる時間にはすっかりと上がり、奇跡の様にきれいな梅雨の晴れ間が秋篠の森に広がりました。幸せいっぱいの新郎新婦と、お日様の光を浴びた森の木々たち、森の中にあるもの全てがきらきらと輝いて、とてもとても綺麗でした。
6月に発売された「Wedding Album」の為に影山さんが作った曲「森のワルツ」は、結婚式で新婦が父親と入場するシーンをイメージして作った曲。この日そのイメージ通りの入場シーンが実現されたのです!幸せそうに歩く姿に併せながら演奏できるなんて幸せでした。
新郎新婦のお二人が、一生残る大切な思い出の場面にティコムーンの音楽を選んで下さったこと、本当に光栄でした。私達にとっても一生思い出に残る6月の一日でした。
(tico moon 吉野友加)