333DISCS PRESS

「節電の為の工夫があれば教えて下さい」

【naomi】お掃除はクイックルワイパー。ソーラー式ランタンを用意しておく。小さなものは手洗い。

【tico moon 影山敏彦】とにかく一番電気を使用するのがエアコンなので、なるべくエアコンを使わない様にしています。3月中、寒かった日はペットボトルを利用したアンカを沢山作って寒さをしのぎました。
【tico moon 吉野友加】先日ワンピース作りをする際、ミシンを使わずに手縫いで作ってみました。出来上がりに縫い目が見えない様に縫ったので、とてもいい仕上がりです*
【甲斐みのり】ささやかなことですが、ご近所同士での「家ごはん」を増やしています。ほんの少しの時間でも、ひとつの灯でいいように。生活は朝型へ。階段を使うように。その日食べるだけの新鮮な野菜を買ってきて食卓に。
【葉田いづみ】冬、どうしても寒いときはホットカーペットを控えめにつけて布団をかぶればすごく暖かです。
【青芝和行】もともとエアコンをあまり使う方ではなかったので節電体質だとは思うんですが、あとはなんだろう?真空管アンプよりトランジスターアンプなのかな?
【岩崎一絵】Yahooの電気予報(click)を見ながらオフピーク家事を心がけています。
【伊藤葉子】 コンセントは使っているものだけ差しておく。冷蔵庫の温度を上げました。

「クーラーなしで涼しく過ごすには」

【naomi】今のうちにベランダにグリーンカーテンを仕込む(なるだけたくさん。多過ぎたら間引いて、誰かにおすそ分け。)

【tico moon 影山敏彦】夏の暑さはとても苦手なのですが、この際暑いのが得意な体質に今から変えていけたらと思います。
【tico moon 吉野友加】わたしも教えてほしいです!
【甲斐みのり】もともとクーラーが苦手だったので、こんな工夫をしてきました。単純、簡単なことばかりです。
・一日数回の着替え→洋服が汗を吸い込むと不快が高まるので3回くらい着替えることも
・窓を開け風鈴を→聴覚から涼をとる
・水に濡らした手ぬぐいを首に→仕事中に助かります。眠るときはおでこにあてても
・団扇や扇子とともに暮らす
【FALL 三品輝起】前からクーラーのない部屋で(不本意に)寝ているのですが、冷凍庫で冷やすジェル枕が必需品です。あと目覚める度に必ず水分をとる必要があります。ただ、朝起きると自然と半裸になっているという現象が。今年はジェル枕を増やして、寝苦しい夜半に交換する作戦を考えています。
【fleur de coeur 阿部桂太郎】ここパリでは、クーラーのないお宅がまだまだ多いのです。そのため、猛暑の夏になると区役所からお知らせ(区報)が廻って来て、「暑い時は、図書館などの涼しい公共機関の建物の中で過ごしましょう」なんて書いてあります。また、夏は昼間の時間が長いので(夜10時~11時頃まで明るいので)、夕方になったらセーヌ河岸に出かけて、夕ご飯をピクニックすることもよくあります。
【葉田いづみ】朝や夕方以降に集中的に仕事をして、一番暑い時間帯は喫茶店や図書館などで過ごすのもよいかもしれません。
【青芝和行】クーラーなしのコツは心頭滅却です。それしかありません。
【岩崎一絵】地元(旭川)に帰る。避暑には最高です、皆さんも遊びに来て下さい。
【伊藤葉子】 cholonのむら糸コットンシャツ(click)はとにかく涼しいのでおすすめです。(女性用のみ)、それと「クールな敷き布団」を手に入れたいなと思います。暑い時間帯は昼寝して、夜~早朝に仕事!?と、うまくはいかないでしょうけど。昨年は夜も暑かったし…。先が思いやられますね。。皆様のアイデアを参考にしたいです。

 

「新年度を迎えて」

新年度を迎え、大切にしていこう!という決意や、これには気合いが入っているぞ!という今後の予定があればお知らせ下さい。

 

【naomi】四月が新年度という感覚を持ちたい…。KOTI(click)のレコーディングではフィンランド語をがんばりました!これから録音する新しいアルバムは、自分でも完成が楽しみです。
【goro】naomi & goro & 菊地成孔アルバム、録音しました!夏にリリース?
【tico moon 影山敏彦】5月25日にはtico moon結成十周年を記念したアルバム『Daydream Garden』がリリースされます!リリースに伴って予定されているツアーも楽しみです!体調万全にして頑張ります!
【tico moon 吉野友加】5月の新譜『Daydream Garden』リリースライブやツアーなど、とても気合いが入ってます!たくさんの方に聴いてもらえますように!
【甲斐みのり】初夏にお菓子にまつわる企画展をおこなう予定です。三品輝起さんに音楽をつくっていただきます。
【葉田いづみ】秋頃出版予定の静岡ガイド本(著者は甲斐みのりさん)が動き出しました。私も積極的に取材に参加する予定です。
【青芝和行】7月のゾンビーズ来日公演にはただならぬ期待を抱いております。「放射能怖いから来日キャンセル」だけは勘弁して欲しい。
【FALL 三品輝起】今年も6月の4日と5日、「西荻茶散歩(チャサンポー)」があります。東京・西荻窪に、50カ所近い無料のお茶飲みスポットが出現し、そこをのらりくらり巡って楽しむという、ゆるーいイベントです。FALLも参加します。ゆるさの価値を噛みしめにぜひ。http://chasampo.com/
【fleur de coeur 阿部桂太郎】皆さまは、「ゆっくり行く者が、一番遠くまで行く」という言葉をご存知でしょうか。 世界のいろいろな国の言葉に、これと同じような意味を持つことわざがあるそうです。そしてその多くは、人生を旅にたとえたものなのだとか。なお、年頭における僕の気持ちは、まさにこの言葉。やりたいこと、やならければならないことが山積みなのですが、諸事情が重なって、なかなか思うようにならない今…。しかし人生にはこういう時期もあるのだと腹をくくり、この言葉を胸に、ゆっくりと一歩ずつ進んで行きたいと思っています。

 

■ お知らせ ■ Facebookのページができました→ [333DISCS] [tico moon] [naomi & goro]

●乙女歌謡

こんにちは。甲斐みのりです。
333pressの乙女歌謡コーナーでは、日本語の歌に限らず、10代の頃に聴いていた愛らしい音楽をご紹介しておりますが、今回は番外編。子どもの頃の記憶の音楽をご紹介いたします。

 

3月11日の震災からしばらく、テレビのニュースから目を離すことができず、流れる映像や情報にショックをうけ、気持ちが沈む日々が続きました。現状を知ることも必要だけれど、このままではいけないとテレビを消し、夜は読書して過ごしたり、静かな音楽を聴くようになりました。

子どもの頃、プロテスタントの母親に連れられ、教会学校に通った時期があります。そのとき覚えた賛美歌。歌詞の意味は分からずとも、子守唄のように聴いてきたこともありなにより私が、穏やかな心持ちになれる音楽。

 

CDショップのクラシックコーナーで、500円で売られていた「アヴェ・マリア名曲集~10人の作曲家による」(エイベックス)ここしばらくで、もっとも多く部屋で流れています。シューベルト、バッハ、カッチーニ、ブラームス、ブルックナー、ジョスカン・デ・プレ、エルガー、ドニゼッティ、ヴェルディ、リスト。有名な作曲家たちが、音で描いたマリアさま。心もとないときに寄り添ってもらうのです。

 

子どもの頃はよく、「ノアの箱船ごっこ」をひとり遊びしていました。小さなベッドをノアの箱船に見立て、ぬいぐるみや絵本、そしておやつも。大切なもの全てベッドの中につめこみ、何時間もそこで過ごす。外は大雨だからと、想像しながら。あのとき遊びで済んだことが今、目の前に現実として起きている。

 

信じられる音楽を聴くことと、神さまに祈ることは似ていると思ってきたけれど、祈りたいことだらけの今、音楽に救われることばかりです。

 

甲斐みのり
文筆家。静岡生まれ。旅・お菓子・クラシック建築など、女性の憧れを主な題材に執筆。ただいま、同郷の葉田いづみさんと静岡の本を制作中。

●国立の街角から

 

「ベーカリー清水」


それは、馴染みの編集者と自宅で打合せしたときのこと。「ベーカリー清水って知ってます?帰りに寄ろうと思って。」と言われ、初耳だったので場所をたずねてみると谷保駅の商店街だという。近所にパン屋はいくつかあるが、胸を張ってお勧めできる店はあまりなかった。

 

どうにも気になって仕方ないので、早速夕方出かけてみる。店構えは地味で、昔ながらの街のパン屋という感じ。誰かに勧められなければ入らなかったかもしれない。残り少ない商品の中から食パンとチョココロネを買い求めた。

 

それからというもの、ベーカリー清水はとっておきのパン屋になった。秘かな人気店ゆえいつも品薄だけれど、どんなパンに出合えるのかわからないという楽しみがある。教えてくれたMさんに感謝。

 

葉田いづみ
グラフィック・デザイナー。主に書籍のデザインを手がける。静岡県出身。2009年より国立に暮らす。