333DISCS PRESS
「もう一度見たいTVドラマ」は?
【naomi】『ドクターオズマ』(france 3)
【goro】子供のときに見たNHKのドラマで、おじいちゃんが自分の孫のふりして(偽って)若い女性と文通してて、、、、途中は覚えてないけどスクーターにのって死んじゃう、、、そのシーンのバックにはレットイットビーが流れていた様な、、、見たい!!だれか教えて!!!
【tico moon 影山敏彦】『傷だらけの天使』。オープニング映像も最高でした。水谷豊さんの「あにき~」というセリフをもう一度聞きたいです!
【tico moon 吉野友加】15年ぐらい前、深夜に見たタクシードライバーのドラマ。( タイトル不明)
新人の女性タクシードライバーが、世田谷の住宅地でお客さんを降ろした後、一方通行ばかりの細い道に阻まれて迷子になるというもの。まだ、カーナビの無かった時代、ベテランタクシードライバーが無線を使って、道祖神の向きや・星の向きなどから方向を探り、新人さんに進む道を指示している姿が妙に印象に残っています。そして、世田谷の道はとっても怖いんだなーと漠然と思ったことも、とても記憶に残っています。
【青芝和行】坂口良子主演、『グッバイママ』
【甲斐みのり】子どもの頃、『あばれはっちゃく』というドラマが好きでした。
それから、『月曜ドラマランド』も。藤子不二雄がドラマ化されたりで。
【FALL 三品輝起】『アルフ』!
【fleur de coeur 阿部桂太郎】『波の盆』。1983年に日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ(1984年に再放送)。第38回芸術祭大賞、第1回ATP賞グランプリ、第16回テレビ大賞優秀番組賞を受賞。舞台はハワイ。太平洋戦争によって引き裂かれた日系移民の家族の姿や、それぞれの想いを描いたもの。当時、ハワイへの留学を目前に控えていた私くしにとっては、ものすごく印象に残りました。ハワイで亡くなった日系移民を弔う灯篭流しが、日本に向って波間を漂っていくシーンには、ただただ涙…。
【葉田いづみ】『君が嘘をついた』。この頃のトレンディドラマ、今見返すとつっこみどころがいっぱいありそう。
2~4月におすすめのライブ、イベント、映画etc.
【naomi】イタリアの友人にロビンフッドを強く薦められ、飛行機の中で偶然やっていて観たのですが、かっこよかったです。
【tico moon 影山敏彦】羽根木公園の梅祭り
【tico moon 吉野友加】さっぽろ雪まつり。まだ行った事がないので、いつか行ってみたいなーと思っています。
【青芝和行】3月にヤードバーズが初来日です。あのヤードバーズですよ。オリジナルメンバー二人しかいませんが。
【甲斐みのり】2月2日~2月14日、阪神百貨店梅田本店 8階 バレンタインスタジアムで、「甘くかわいい日本のお菓子」コーナーをプロデュースさせていただきました。
http://www.hanshin-dept.jp/dept/s_valentine_minori.html
2月19日にはシネセゾン渋谷のクローズイベントで、井口奈己監督「人のセックスを笑うな」上映のトークショーに参加させていただきます。
【FALL 三品輝起】FALLにて3月2日〜6日まで、「ほぼ日〈旬〉手帳」などで消しゴム版画を手がたりされている「ポン豆ヤ」こと渡辺なおさんの展示が今年もあります。
3月5日には倉林哲也さん、せきぐち萌さん出演のライブもあります!
【fleur de coeur 阿部桂太郎】「春の訪れ」。寒くて暗い冬のパリですが、毎年3月下旬から4月上旬に訪れる、「あれっ! ひょっとして今日から春?」と思わせるような陽気は、何ものにも換えがたいもの。
【葉田いづみ】3月に銀座のgggで立花文穂さんの展示がありますね。
●乙女歌謡
こんにちは。甲斐みのりです。
333pressの乙女歌謡コーナーでは、日本語の歌に限らず、
私が10代の頃に夢中になっていた、愛らしい歌をご紹介していこうと思います。
それまで、とにかくかわいらしい音や声ばかり聴いていた、
というかそれ以外を知るすべもなかった私が出会ったのが、Virginia Astley。
まるで賛美歌のような、色のない澄みきった寒空のような。
実際、Virginia Astleyとは冬に出会い、
寒さを覚える夜と朝にばかり流していたような。
「Melt The Snow」
http://www.youtube.com/watch?v=TaUSdtIAnlI
私が生まれた静岡にあまり雪は降らなかったし
雪の景色に特別な思い出があるわけではないけれど、
母が「ゆきこ」(漢字では幸子と書くのですが)という名前で、
子どもの頃から、雪を歌った歌が好きでした。
Virginia Astleyの声は冬だけでなく
春の気配までも感じさせてくれるから、
いま、この季節にとってもお似合いです。
甲斐みのり
文筆家。1976年静岡生まれ。旅・お菓子・各地の食材・クラシックホテルや文化財の温泉宿などを主な題材に、女性が憧れ好むものについて書き綴る。http://www.loule.net/
●パリの街角から
”Un cafe, S.V.P.(コーヒーを、お願いします)”
こんにちは、フルール ド クールの阿部桂太郎でございます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。さて今回は、パリのカフェについてお話したいと思います。
突然ですが、皆様は、コーヒー、お好きでしょうか。はい、私くしは大好きです。日本にいた頃からコーヒーはよく飲みましたが、ここパリに来てからは、もっと好きになりました。気温のせいなのか、それとも湿度のせいなのかは分かりませんが、秋から冬にかけて飲むコーヒーなんて本当に美味しいのです。
さて今日は、パリのカフェについてお話したいことが3つ。1つめは、パリにはカフェが多いということ。正確な数は分かりませんが、東京の山手線の内側と同じくらいの広さ(狭さ?)と言われるここパリの街に、8,000軒とも10,000軒とも言われるカフェがあるそうです(本当?)。なお、実際にパリを訪れたことがある方ならご理解いただけるものと思いますが、もう、そこにも、ここにもカフェがあるような感じです。また、シャンゼリゼ大通りやサンジェルマン デ プレ界隈にある有名店だけでなく、路地裏の「えっ! こんなところにも?」と驚いてしまうような場所にまで、カフェはあります。
2つめは、カフェでいただくコーヒーについて。ここパリでは、喫茶店のことをカフェ、またコーヒーのこともカフェと呼びますが、カフェに入ってカフェを注文すると、出てくるのは日本でいうエスプレッソ。手のひらにすっぽりと納まるくらいの小さなカップに、香り高く濃厚なコーヒーが入っています。もちろん、日本の喫茶店でいただくようなコーヒーもあるのですが、この街ではエスプレッソが一般的なのです。
3つめは、同じお店の中でも、座る席によってコーヒーの値段が変ること。具体的には、店内のカウンターと(立ち飲み)、店内のテーブル席、そして店先にあるテラス席の3つに分けられていて、同じ一杯のコーヒーを飲むにしても、カウンターで飲むのが一番安く、次に店内のテーブル席、店先のテラス席の順に高くなります。そして、その日の気分やお天気、カフェを利用する目的などに応じて、お客さん自身がこの3つの席を使い分けます。ごく短い時間で一杯のコーヒーを楽しみたい時にはカウンターへ。また、ゆったりとした気分でコーヒーを味わいたい時や、読書をしたり考え事をしたりしたい時には店内のテーブル席へ。そして、太陽の光を楽しんだり、吹いていく風を感じたい時には店先のテラス席…。ちなみに私くしも、その時の気持ちや状況に応じて席を使い分けますが、どこに座っていても面白いのが人間観察。そう、店員さんの動きやお店を利用するお客さんたちの様子、さらには店員さんとお客さんとのやり取りや、店先を行き交う人の様子まで…。実に様々な人間模様を楽しむことができます。皆様もパリにいらした時、是非、カフェにお立ち寄りください。そして、素顔のパリを楽しんでいただけたら嬉しく思います。
以上今回は、パリのカフェについて、少しだけお話をいたしました。
阿部桂太郎
1965年8月22日生まれ。新潟県小千谷市出身。2003年よりフランス、パリ在住。インターネットショップ「フルール ド クール」を営む。好きなことは、旅をすること、食べること、温泉に入ること。
●国立の街角から
「ロージナ茶房」
ギシギシきしむ階段、やや暗めの店内、壁に飾られたいろんなテイストの絵画やオブジェ。学生グループがにぎやかにお茶してると思えば、常連らしきおじいさんが新聞を読んでいる。
オープンは1954年だという。この喫茶店のことを知ったのは10年ほど前に刊行された『スマイルフード』(マガジンハウス)という本だったと思う。そのレトロで可愛らしい名前の響きにも惹かれ、いつか行ってみたい喫茶店リストに加わった。そのときは、自分が国立に住むことになるとは思いもしなかった。
そして国立に住みはじめて2年。ロージナは私にとって、欠くことのできない大切な喫茶店となった。打ち合せや友人とのランチ、仕事のアイディア出しを一人するときなど、ことあるごとに利用している。古い飲食店の閉店の知らせに悲しい思いをすることが多いので、ロージナがそうならないよう微力ながら応援しているつもりもある。とは言っても今のところロージナは繁盛していて、そんな心配は全く必要なさそうだけど。
フードのおすすめは「昔風ナポリタン」。ボリュームたっぷり1.5人前はあるので覚悟してオーダーを。