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V.A.
PENGUIN CAFE ORCHESTRA -tribute-
2007.8.8発売
税抜 2,381円
レーベル commmons/Avex
333DISCS SHOPでもご購入いただけます。
ペンギン・カフェ・オーケストラ世界初のトリビュートALBUM。
70年代にデビューし、あらゆる音楽要素を織り交ぜた奇想天外なイギリスのバンド「ペンギン・カフェ・オーケストラ」。「ヒーリングミュージック」「無国籍音楽」「環境音楽」の原点ともいえるサウンドを今日本で再認識するべく、豪華なアーティスト達が終結!!80年代の環境音楽、ペンギンブームが今蘇る!!
CMやBGMで誰もが聞いたことのある名曲ばかりをカバーした世界初のトリビュート・アルバム。
サイモン・ジェフスの部屋に集まった音楽家たちで結成されたペンギン・カフェ・オーケストラ。様々なジャンルの音楽がミックスされ、アイデアとウィットに富んだサウンドは、1970年代後半「アンビエント・ミュージック」、「環境音楽」などと呼ばれ、世界中の人々に愛されました。
それからずっと聴き続けていたペンギン・カフェ。このトリビュート・アルバムの企画を思い立ったのが2004年でした。CDにおさめられた12の楽曲には、ペンギン・カフェ・オーケストラへの深い愛情が込められています。
サイモン・ジェフスの10回忌にあたる2007年に、サイモン・ジェフスが好きだった日本でトリビュートCDをリリースできたことを嬉しく思います。
サイモン・ジェフスに愛を込めて。 伊藤ゴロー
Art Work & Design:Ed TSUWAKI
1. Penguin Cafe Single 蓮実重臣
2. Air A Danser The Other Four
3. Telephone And Rubber Band 嶺川貴子
4. Pythagoras’s Trousers 高橋幸宏
5. Paul’s Dance 坂本龍一 + 高田漣
6. Simon’s Dream anonymass
7. Music For A Found Harmonium MOOSE HILL
8. Isle Of View (Music For Helicopter Pilots) Steve Jansen
9. Southern Jukebox Music HAAS (a.k.a. 高野寛)
10. Sketch KAMA AINA
11. Perpetuum Mobile 高木正勝
12. Vega 三品輝起
参加アーティストプロフィール
1. Penguin Cafe Single – 蓮実重臣(ハスミ・シゲオミ)
作曲家・編曲家。1967年、東京都生まれ。
三宅剛正と結成した軽音楽ユニット「パシフィック231」のメンバーとして1995年にデビュー。1998年には、細野晴臣が主宰する「デイジーワールド・ディスク」からアルバム『MIYASHIRO』をリリース、日系アメリカ人・ミヤシロ兄弟の知られざる「魅惑音楽」を取り上げたコンセプトアルバムとして注目を集めました。その後も『アカルイミライ』(黒沢清監督/2003年)、『ロボコン』(古厩智之監督/2003年)の映画サントラや、CM音楽、楽曲提供など、幅広く音楽活動を続けています。ただいま、初のソロアルバムを鋭意制作中!
www.tsunamipacific.com
2. Air A Danser – The Other Four(ジ・アザー・フォー)
The Other Four
幅広いアーティストのサポートをこなすミュージシャン、白根賢一(LASVEGAS,Great3),高桑圭(Curly Giraffe, HONESTY, Great3), 堀江博久(NEIL & IRAIZA), 権藤知彦(anonymass)が某ユニットのサポートで集結。80年代に青春を送った同士が今回のコンピのためにその想いを込めて再び集結。メインを除いたその他の4人が=The Other Fourとして自らが中心となり奏でるその音楽には懐の深さを感じさせてくれることだろう。
3. Telephone And Rubber Band – 嶺川貴子(ミネカワ・タカコ)
1969年生まれ。
1995年、「CHAT CHAT」でソロデビュー。
「Roomic cube ~a tiny room exhibition 」「fun9」「Maxi On」など、国内外で8枚のアルバムをリリース。ブラジルのバンド「MORENO+2」のRemixや、CMの音楽も手掛ける。
今年4月にリリースされた「細野晴臣トリビュート」に参加、坂本龍一氏と「風の谷のナウシカ」のカヴァーで、Vo.をつとめた。
4. Pythagoras’s Trousers – 高橋幸宏(タカハシ・ユキヒロ)
1952年生まれ。大学在学中にサディスティック・ミカ・バンドに参加。解散後、”78年には細野晴臣、坂本龍一とともにY.M.Oを結成。世界的な大成功を収め、日本のみならず世界の音楽シーンに多大な影響を残した。”02年には細野晴臣とSKETCH SHOWを結成し、近年ではSKETCH SHOW+坂本龍一のユニットHUMAN AUDIO SPONGEとして断続的に活動中。ソロとしは’78年の『サラヴァ!』以降、常に高い評価を受けており、’06年の『BLUE MOON BLUE』までに通算21枚のオリジナル・アルバムを発表している。また、映画音楽やパリコレ音楽の製作など幅広く活躍。ファッションデザイナーとしても長いキャリアを持ち、高い評価を得ている。
www.intenzio.co.jp
5. Paul’s Dance – 坂本龍一 (サカモト・リュウイチ)
1952年東京生まれ。東京芸術大学大学院修士課程修了。
1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、細野晴臣、高橋幸宏と『YMO』を結成。散解後も、音楽・映画・出版・広告などメディアを越え活動。
1984年、自ら出演し音楽を担当した『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞他を、映画『ラストエンペラー』の音楽でアカデミー賞、グラミー賞他受賞。 以後、活動の中心は欧米へ。
1999年制作のオペラ『LIFE』以降、環境・平和問題に言及することも多くアメリカ同時多発テロ事件をきっかけとした論考集『非戦』を監修。
自然エネルギー利用促進を提唱するアーティストの団体artists’powerを創始、2007年5月には有限責任中間法人「more trees」の設立を発表し、温暖化防止についての啓蒙や植樹活動を行うことを表明するなど、活動は多岐にわたっている。
2006年10月に新たな音楽コミュニティーの創出を目指し 「commmons」を設立。音楽分野でのますますアグレッシブな活動が期待される。
1990年より米国、ニューヨーク州在住。
www.sitesakamoto.com
5. Paul’s Dance -高田漣(タカダ・レン)
1973年、日本を代表するフォークシンガー・高田 渡の長男として生まれる。
少年時代はサッカーに熱中し、14歳からギターを始める。
17歳で、父親の旧友でもあるシンガーソングライター・西岡恭三のアルバムでセッション・デビューを果たす。
現在は、スティール・ギターをはじめとするマルチ弦楽器奏者として、細野晴臣、高橋幸宏、ハナレグミ、アン・サリー、畠山美由紀、Human Audio Spongeなどのレコーディングやライヴで活躍中。ソロ・アーティストとしても今までに4枚のアルバムをリリース。その他、青柳拓次、伊藤ゴローとの共同プロジェクト、通称『御三家』シリーズ、サケロックとASA-CHANGとのユニット『サケロックオールスターズ』等、幅広く活動中。
2007年春~プリングルズ グルメ、ヱビス<ザ・ホップ>の TVCMに出演する。
同年5月には新作「Evening on this island」をリリース。
www.tone.jp/artists/takadaren/index.html
6. Simon’s Dream – anonymass(アノニマス)
権藤知彦(ユーフォニウム)/山本哲也(キーボー ド)/徳澤青弦(チェロ)/神田智子(ヴォーカル)からなるからなる4人組。メンバーそれぞれがプ レーヤー、コンポーザー、アレンジャー、エンジニアなど、多岐に渡る活動を続ける音楽家集団。
今までに3枚のオリジナルアルバムを発表。映画、舞台、CMなど、多ジャンルとのコラボレーションも多数。ポップなメロディーラインを核としながら、そのサウンドは独自の音楽性を放つ。多彩なゲスト・ミュージシャンを迎えての不規則な編成のアコースティックサウンドにエレクトロニカ以降の音響構築を施すチェンバーポップバンドである。
来年2月YMOカバーアルバムリリース。
www.anonymass.com
7. Music For A Found Harmonium – MOOSE HILL(ムース・ヒル)
作曲家、編曲家、ギタリスト、伊藤ゴローのソロ・プロジェクト。
ギター中心のインストゥルメンタル音楽を主に手がける。布施尚美とのボサノヴァ・デュオ「naomi & goro」としても活動中。2006年第18回東京国際映画祭でグランプリ、監督賞、最優秀男優賞、観客賞の4冠を受賞した映画「雪に願うこと」(監督:根岸吉太郎、出演:伊勢谷友介、佐藤浩市、小泉今日子、吹石一恵 他)の劇場映画音楽も初担当し、オリジナル・サウンド・トラックをリリース。
2007年はフランスのAVANT MUSICユニットMANとのコラボレーション、高田漣、青柳拓次との通称「御三家」での旅先でレコーディングシリーズ第3弾「上海」リリース。季刊誌「自休自足」とのコラボレーションCDのプロデュース、ペンギン・カフェ・オーケストラのトリビュート盤、及びベスト盤のプロデュース、原田知世の25周年記念アルバムプロデュース、naomi & goroの次作録音など多数進行中。
itogoro.jp
8. Isle Of View (Music For Helicopter Pilots)- Steve Jansen(スティーヴ・ジャンセン)
1959年生まれ、18歳まで南イギリスで育つ。71年にギターを手に入れ、兄デヴィッド・シルヴィアンと共に音楽を作り始める。左利きなこともあり、ドラムスに転向し、ミック・カーンをベーシストに迎える。77年に「JAPAN」として初めてレコード会社と契約、グループとして世界的に成功する。
JAPAN解散後は、世界中のアーティストと様々なプロジェクトを行っており、演奏/作曲/プロデュースのみならず、サウンドデザイン/プログラミングなど、音楽シーンに広く貢献している。ポップとオールタナティブなインスツルメンタルの接点で音楽活動を行ってきたアーティストとして今も高い評価を得ている。
また、写真家としてJAPAN時代からツアーの模様や日常の風景を切り取った写真も秀逸で、写真展なども開催している。
2003年、兄のシルヴィアンと共にSamadhiSoundというインディペンデントのレーベルを始動。2005年夏、坂本龍一の、バンド編成では10年ぶりとなるコンサートツアーのメンバーとして来日。2006年には高橋幸宏の日本ツアーでソロライブも披露し、2007年現在、初のソロライブを準備中。
www.samadhisound.com
9. Southern Jukebox Music – HAAS(a.k.a高野寛)
1988、シンガーソングライターとしてデビュー。(高橋幸宏プロデュース)現在までに16枚のシングルと、ベスト盤を含む14枚のオリジナルアルバムをリリース90年代後半からギタリストとして数々のセッションを行う。TEI TOWA / CHARA /
YUKI / BONNIE PINK / 中村一義 / クラムボン / 畠山美由紀などのレコーディングに参加
坂本龍一 / 高橋幸宏 / 細野晴臣 / 宮沢和史 / Human Audio Spongeなどのライブにギタリストとして参加。
2001年、Nathalie Wiseにギター&ヴォーカルで加入。現在までに3枚のアルバムをリリース。2006年、GANGA ZUMBAにギター&ヴォーカルで加入。2007年にファーストアルバムをリリース。
2006年末にはソロ・ユニット「HAAS」としてのデビュー作品「Music for Breakfast」を333DISCSからリリース。インスト曲など従来のシンガーソングライターの枠を超えた活動を開始。
www.haas.jp
10. Sketch – KAMA AINA(青柳拓次)
アーティスト。Little Creatures、Double Famousのメンバー。ソロユニットのKAMAAINAとしても活動中。
11. Perpetuum Mobile – 高木正勝(Takagi Masakatu)
映像と音楽両方の制作を等価に手がけるアーティスト。国内外のレーベルからCD/DVDをリリースすると同時に、アートスペースでのビデオ・インスタレーションや世界各地でのライブなど、分野に限定されない多様な活動を展開している。最近では、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加や、UAのミュージックビデオ、ダンス作品の映像/音楽を制作するなど、積極的なコラボレーションも行っている。
最新作は、初のライブアルバム「Private/Public」(EBCD-1、5/3発売)。また、高木が挿入曲を提供した長澤まさみ主演映画「そのときは彼によろしく」(東宝)が6月2日から公開&サントラCDが発売される。
www.takagimasakatsu.com
12. Vega – 三品輝起(Mishina Teruoki)
1979年生まれ。普段は西荻窪にある陶磁器や絵画、アンティークなどを扱ったお店「FALL」の経営と、地方経済誌の記者をしています。
fall-gallery.com